癒しの島の漁師めし
天然 真鯛のお刺身
참돔 회
済州島から船で1時間半、ちょうど韓国本土と済州島の中間に位置する楸子島(チュジャド)。美しい島の名「楸子」は、漢方の効能がある楸子木の森が多くある事から名付けられました。島には多くの薬草が生息する、まさに癒しの島。済州とはまた違った独自の文化があり、島人は自分達の島に強い誇りを持っているのが特徴です。楸子島の特産は「クルビ(イチモチ)」。アジア三大海産物のひとつで、島にもイシモチを取り扱う水産が軒を連ねています。そのひとつが「太清水産」。人懐っこい釣り好きの店主が今日も元気に営み、特産のイシモチから楸子で取れた海産物を全国に発送。店頭の生け簀には、店主が釣りあげたお魚達。好みを選んで、お店の二階でいただくことができます。今日のおすすめは、天然の真鯛。やさしい色合いの刺身は、ねっとりと甘味が強い。こんな旨い物を毎日食べてるんですか?と、思わず店主に訪ねたくなる美味しさ。真鯛の内蔵類は、店主がニンニクとニラで炒め物に。これが珍味で絶品なんです。さらに、カマや骨回りを丁寧に焼いてくれるのも嬉しい。店主は、島のどこにどんな薬草が生えているのかすべて把握していると得意気。薬草は、生のままさっぱりとしたマヨネーズに付けて食べるのがお気に入りのようで、これは美味い。楸子島ならではの食材を存分に楽しめる、癒しのお店でした。