2015/12/11

「哈哈(ハハ) 」ソウル/延南洞


大ぶりなマンドゥがうれしい行列店の
蒸し餃子
찐만두

















華僑が多く住むリトルチャイナの街、延南洞。中華料理店が集まる通りで屈指の人気を誇るのが「哈哈(ハハ)」です。華僑が営む小さなお店ですが、本場の味を求め週末は行列ができます。名物は茄子の揚げ物ですが、餃子専門店でもあるのでもちろんマンドゥも美味しい。手作りのマンドゥは、肉まんサイズのワンマンドゥ、蒸し餃子のチンマンドゥ、揚げ餃子のクンマンドゥの三種類から。餃子が大好きな私ですが、ここの蒸し餃子が絶品。大きな蒸篭に大振りなマンドゥが10個蒸し立てで出てきます。モチモチとした薄めの皮の中から、丁寧に練られた豚肉餡が顔を出します。ジューシーながら繊細な味わいで、この温かさがまたいいです。一緒に青島ビールが進みます。蒸し餃子だけでも食べ応え充分ですが、お腹に余裕があれば揚げ餃子(クンマンドゥ)もいただきたい。蒸し餃子とはまた違った食感と味わいになっています。韓国では、なかなか本場中国の中華料理が味わえないので貴重なお店の餃子かもしれません。

美味しそうな蒸し上がり
餡は皮とのバランスがよい繊細な味わいです



お腹に余裕があれば、カラっと揚がった焼き餃子もいただきたい



見た目よりあっさりしているのが特徴です




哈哈(ハハ)
하하
◎電話:02-337-0211
◎休業日:火曜、旧正月、秋夕
◎営業時間:11:30 - 15:00、1700 - 2230
◎住所:ソウル特別市 麻浦区 延南洞 229-12
    서울특별시 마포구 연남동 229-12

 

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2015/12/04

「ソンガネカムジャタン 」ソウル/延南洞


主役のカムジャタンを中心に賑わうテーブル
名物ソンガネセット(カムジャタン+ポッサム+旬の海鮮+おかず)
잔치상(감자탕+보쌈+해산물)
















ソウル弘大エリアにある延南洞は、近年開発が進み続々とお洒落なお店が増えてきました。また、華僑が多く住んでいることで小さなチャイナタウンが形成されており様々な顔を持つ魅力的な街になってきました。中華料理店が集まる通りに、庶民の胃袋を満たしてきたカムジャタンの老舗「ソンガネカムジャタン」がどっしりとあります。この土地に根付いているため店内は地元の人が多い反面、最近では中国人観光客のツアーにも利用されているようです。主軸のカムジャタンを中心に、お一人用のポッサム定食も人気。カムジャタンは実に韓国らしい鍋料理で、お肉が付いた豚の背骨と丸のジャガイモを唐辛子、味噌ベースで豪快に炊きます。ポイントはエゴマの葉。ソンガネの名物は、このカムジャタンに蒸し豚料理のポッサム、さらに旬の海鮮料理やおかずがたっぷり付いてくる「チャンチサン(テーブルセット)」と呼ばれるメニューです。人数によって注文が可能で、2人前24000Wからと大変リーズナブル。旬の海鮮料理は、時期があえば「生牡蠣」が登場します。テーブルにカムジャタン、ポッサム、イカの和え物、おかずがずらりと並びます。これでこの価格は驚き。メニューの構成が変化に富んでおり、楽しい食卓になります。主役のカムジャタンは、背骨にたっぷりお肉が付いており食べ応え充分。ジャガイモはホクホクです。スープも荒々しさの中に、繊細な味わいがあり奥深い。色々な所に、箸が伸び会話もはずみます。大勢でテーブルを囲むとさらに楽しそうな名物セットでした。

カムジャタンに加え蒸し豚、旬の海鮮、おかずが付いて賑やか
旬の生イカを使ったピリッと辛い絶品あえ物



ポッサムは包み野菜におかずを一緒に包んでいただきます



主役のカムジャタンにはお肉がたっぷり付いた豚の背骨がゴロゴロ
丸のジャガイモはホクホク

食べ応え充分です!


ソンガネカムジャタン
송가네감자탕
◎電話:02-332-6557
◎休業日:旧正月、秋夕
◎営業時間:24時間営業
◎住所:ソウル特別市 麻浦区 延南洞 258-3
    서울특별시 마포구 연남동 258-3

 

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2015/12/01

「タムラドン」ソウル/弘大


済州島の豚に魅せられた店主こだわりの
済州産 豚五枚肉焼き(オーギョプサル)
생오겹살















韓国が誇る癒しのリゾート地でもある済州島。特産は、私も魅せられた「済州豚」です。沖縄のアグー豚のように、島豚は郷土が育んだ味でとにかく旨い。肉質の柔らかさと脂の甘味が魅力です。ソウルで美味しいサムギョプサル(三枚肉)が食べたいなぁと思ったら、贅沢に2枚(脂身と皮)加えた五枚肉でしかも済州島産にしちゃいましょう。合井にある「トンサドン」も有名ですが、弘大の少し外れ新村名物のレール(鉄道)焼肉通りの終点に位置する「タムラドン」も面白いです。店名のテムラは済州島のいにしえの呼び名耽羅(タムラ)国から名付けられています。店主は、済州島の豚肉の旨さに魅せられソウルでこの味を再現しようと専門店を作ったそうです。注文は迷わず、生五枚肉焼きを注文しましょう。適度にローストされたピンク色の五枚肉が登場します。お肉にかかっている緑色の粉は、緑茶。炭火でじっくり焼いて行きますが、脂が落ち煙が登る香りに食欲が増して行きます。ゴクッ。焼き上がりは、済州島式に魚の塩辛ベースの特製ダレにつけていただきます。モチモチとした食感に、脂の甘味がじんわり伝わってくるのが特徴です。皮のムッチリした食感も楽しいですね。済州島産には、島の地酒「ハンラサン」で迎えます。見事に相性がはまるのも納得、グイグイ進んでしまいます。ソウルで、済州島の味に触れるなら、「タムラドン」で決まりですね。

この皮と脂部分がポイント
じっくり焼いて行きましょう



焼き上がりは済州島ならではの塩辛ダレにつけて



包み野菜と一緒に食べても美味
済州の島焼酎「ハンラサン」がぴったり


タムラドン
탐라돈
◎電話:02-3141-4592
◎休業日:旧正月、秋夕
◎営業時間:17:00 - 23:30
◎住所:ソウル特別市 麻浦区 倉前洞 5-137
    서울특별시 마포구 창전동 5-137

 

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