「カンチョンサンパッ」ソウル／平倉洞

美味しくてヘルシー
野菜包みごはん定食
강촌쌈밥정식

炊きたてご飯を色鮮やかな葉野菜で包む

ソウル北部、北漢山のふもと町平倉洞にあるサンパッ専門店「カンチョンサンパッ」。サンパッは、葉野菜にご飯を包んで食べる韓国料理です。こちらの看板メニュー「野菜包みご飯定食」は、注文を受けてから釜でご飯が炊かれます。黒豆やキビなども一緒に炊かれ栄養も満点。そして、季節によって変わる様々な種類の葉野菜が大皿いっぱいに盛られて登場。炊きたてご飯と自家製の味噌をちょっと付け、色鮮やかな葉野菜に包んでいただきます。葉にご飯を包んで食べるという習慣がなかった為、新感覚です。美味しく体にもやさしい一皿。最後に釜にお湯を張って作るおこげもほっこりします。窓からは北漢山が望め、都会から離れた閑静な雰囲気の中でゆっくり楽しめます。

最後はおこげでほっこり

カンチョンサンパッ
강촌쌈밥
◎電話：02-395-6467
◎休業日：旧正月・秋夕の連休
◎営業時間：11：30 - 20：00
◎住所：ソウル特別市 鍾路区 平倉洞 460-1 
　　　　서울특별시 종로구 평창동 460-1


 

▼ポチっとお願いいたします。

にほんブログ村

「共和春」仁川／仁川チャイナタウン

チャジャンミョンの元祖はこの一皿にあり！
共和春チャジャンミョン
공화춘자장면

旨味の効いた黒味噌ダレが太麺に絡む

韓国で国民食にもなっているお馴染みの麺料理「チャジャンミョン」。そのチャジャンミョンが生まれたのが、仁川にあった「共和春」というお店です。１９８０年頃に閉店した名店が近年復活し、当時のチャジャンミョンの再現に成功しました。
ソウルから地下鉄１号線にゆられて
１時間弱、終点仁川駅に到着します。駅を出て中華街と書かれた門をくぐると、緩やかな坂が伸び中華店が軒を連ねる
仁川チャイナタウンが広がっています。坂の突き当たりに立派な４階建てのビルに共和春の看板。旧共和春の建物（文化財）は、現在補修され博物館になっています。１８８３年に仁川港が開港し、渡来した中国山東省の華僑らが食べていた炸醬麵がルーツ。共和春が百年ほど前に、カラメル春醬などを使って誕生させたのが「共和春チャジャン麺」です。太い麺とソースが別々に出て来ます。チャジャンミョンと言えば、挽肉、玉葱、ジャガイモを使った物が一般的ですが、共和春のソースには多彩な具材が入っています。エビ、イカ、サザエなどの海鮮、玉葱、大根、ズッキーニ、青唐辛子などたっぷりの野菜、そして豆腐まで入っているのが特徴的です。ソースを麺に流しかけてよく混ぜ、百年の歴史をすすります。野菜の甘味と海鮮のダシが効いた黒味噌ダレが、よく太麺に絡んで実に上品な味わいです。青唐辛子が効いているのか、さっぱりしているのが心地よい。まさにチャジャンミョンの豪華版です。

多彩な具材が織りなす、まさにチャジャンミョンの豪華版

共和春
공화춘
◎電話：032-765-0571
◎休業日：旧正月・秋夕の当日のみ
◎営業時間：10：00 - 22：00
◎住所：仁川広域市 中区 北城洞3街 5-6 
　　　　인천광역시 중구 북성동3가 5-6



 

▼ポチっとお願いいたします。

にほんブログ村

「鵲泉古宅」慶尚北道／安東河回村

村の料理上手なアジュモニ特製
安東チムタッ
안동찜닭

ソウルからバスで3時間。慶尚北道にある世界遺産の安東河回村に到着します。村内にある鵲泉古宅（チャクチョンコテッ）は、重要文化財に指定されている由緒ある伝統韓屋です。現在は食堂として利用する事ができ、料理上手なアジュモニの手料理が味わえます。メニューは２つだけ。安東名物の「チムタッ」と塩サバ焼き。安東チムタッは、 鶏丸一羽と沢山の野菜、春雨などを一緒に甘辛く煮付ける郷土料理です。アジュモニの料理の特徴は、とにかく食材の味を最大限に生かす所にあります。豪快に大皿に盛られた鶏肉、じゃがいも、にんじん、ねぎ、きゃべつ、春雨、野菜はどれも色が濃く実に鮮やかです。村の食材の質が良いのでしょう、柔らかく旨味が心地よい鶏肉、それぞれの野菜の味がしっかり感じられるシンプルな味付け。アジュモニならではの一皿になっています。そして、一緒に出てくるおかず類もそれぞれの持ち味が光りどれもレベルが高い。私とつまは、アジュモニの料理の大ファン。韓国でこれほど料理上手な人も中々いないと感じています。古宅が持つ独特の温もりの中で、大皿を皆で囲むのも心地よいです。

鶏肉は柔らかく旨味がしっかり感じられます

おかず類もそれぞれの持ち味が光る

鵲泉古宅
작천고택
◎電話：054-853-2574
◎休業日：臨時休業あり
◎営業時間：
◎住所：慶尚北道 安東市 豊川面 河回里 
　　　　경상북도 안동시 풍천면 하희리


 

▼ポチっとお願いいたします。

にほんブログ村

「ハノッチッ」ソウル／西大門

熟成キムチとほろほろ豚肉が出会った
元祖キムチチム
김치찜

ソウルの西大門にある「ハノッチッ」は、ソウル５大キムチチゲの一角を担う名店。そして、熟成キムチと豚肉を一緒に煮込んだ「キムチチム」の元祖のお店でもあります。とにかく主役のキムチが絶品。熟成が進み、まろやかな酸味の中に優しい甘味を感じます。嫌な辛味は一切ありません。豚肉との相性は言うまでもありませんが、これだけ美味しいキムチと出会わせるとはなんとも贅沢な一皿です。キムチはカブを割った状態で、ほろほろになった豚肉と出て来ます。豚肉をほぐし熟成キムチで巻いて食べると、もうたまりません。これが韓国料理の真髄のような味わいです。一緒に出てくる海苔でさらに包んでも美味しくいただけます。年季の入った伝統韓屋の中で、キムチチムと焼酎でじっくりとやるのも粋です。〆には、やっぱり名物のキムチチゲも忘れられません。

〆には、ソウル５大キムチチゲの一角を担う名物のキムチチゲも忘れなれない

ハノッチッ
한옥집
◎電話：02-362-8653
◎休業日：旧正月・秋夕の連休
◎営業時間：10：30 - 22：00
◎住所：ソウル特別市 西大門区 冷泉洞 178 
　　　　서울특별시 서대문구 냉천동 178


 

▼ポチっとお願いいたします。

にほんブログ村

「コッテジヨンタングイ」済州島／西帰浦

ふっくらジューシーでニクニクしい
済州産黒豚焼き
제주 산 흑돼지 구이

桃色の豪快な生肉の塊に粗塩が降られます

済州島に来たら味わいたい特産と言えば黒豚。
島に来た時に、毎度立ち寄るお店がここ「コッテジヨンタングイ」です。島の南、西帰浦エリアの海岸道路沿いにありそばには薬泉寺（空港リムジン停車）。地元の方々にも人気で、住んでいる方に勧められたのを機に虜になってしまい、済州で黒豚を食べるならココと決めています。
メニューはシンプル。済州産の黒豚と普通の豚の二種類。600グラムからの注文が基本で、妻と二人でいつも黒豚をお願いしています。ドラム缶型のテープルに練炭がセットされ、網の上に分厚い五枚肉（オーギョプサル）の
固まりがドンドン。この皮付きが美味しいんです。粗塩が振られ、実に豪快な眺めです。分厚いので焼きに時間がかかりますが、スタッフの方がじっくり丁寧に焼いてくれます。
最初は、お肉の部分から食べ、後に皮と脂の部分をいただきます。食べ方も島ならでは。島の塩辛を使った特別なタレにつけてサンチュに包む。上質な黒豚はふっくらジューシー、黒豚の旨味が口に広がります。この塩辛ダレが黒豚の旨味を引き出しています。
一緒に島焼酎「ハンラサン」がグイグイ進みます。お肉の部分を終ると皮と脂の方へ。
脂の甘味と皮の食感がたまりません。これがまた違った味わいで二度おいしい。ここの黒豚焼きを味わってしまうと、他では食べられなくなってしまう恐れがあります。

塩辛を使った特別なタレにつけていただくと深い味わいに

ここのお店は、ご飯も美味しいので肉と一緒に包んでもうまい！

コッテジヨンタングイ
꽃돼지 연탄구이
◎電話：064-738-0018
◎休業日：旧正月・秋夕
　※肉が入荷しない場合は臨時休業
◎営業時間：15：00 - 22：30
◎住所：済州特別自治道 西帰浦市 離於島路 227 
　　　　제주특별자치도 서귀포시 이어도로 227

 

▼ポチっとお願いいたします。

にほんブログ村