ソウル五大キムチチゲの一角はおふくろの味
キムチチゲ
김치찌개
ソウル五大キムチチゲの一角を担う「クルタレ食堂」。30年の伝統を誇るおふくろの味は、現在にもしっかりと受け継がれています。地下鉄5・6号線の孔徳駅から徒歩5分程に、本館と別館があります。味は一緒ですが、別館の方が綺麗で落ち着いているのでおすすめです。キムチチゲを注文すると、おかず類にごはん、そして海苔が付く充実の内容。キムチチゲは、熱々ではなく常温の状態です。クルタレ食堂のキムチチゲは、五大キムチチゲの中でも酸味が押さえられ円みがあるのが特徴です。そしてゴロリとした豚肉は、ダシが良く出ておりキムチとコクのあるスープを生んでいます。ごはんとの相性は抜群、海苔に巻いて食べても美味しい。箸休めのおかず類もどれも美味しいですが、さりげない存在感の卵焼きに癒されます。食べ応え十分。韓国の人達には、本当におふくろの味に感じるのでしょう。どこかの家庭で食事をいただいているような、そんなホッとする食堂の美味しい一皿です。