旬の6月だけの海味のお楽しみ
済州 生ウニ
생 성게
海の恵み、そして海女文化が残る済州島。6月、紫ウニが旬を迎えます。この時期になると島で海女さんがせっせとウニを収穫し、殻から身を外している光景を見る事ができます。済州島にとってウニは特別な海の恵み。ウニを使った料理には、有名な郷土料理「ウニワカメスープ」やウニカルクッス、海鮮鍋などがありますが、煮る事でウニがバラけてしまうのが少し残念。ですが、旬の今は、豪快に「生」で食せる待望の時期が到来しました。済州空港からほど近い、通頭(トドゥ)港にある「海女の家」では、今朝獲れたウニを食す事ができます(収穫がない場合もあります)。島内の色々なお店で食べましたが、ここの生ウニが一番美味しい。まず運ばれてきたのが「生ワカメ」。きれいな深い緑色、艶があり鮮度がいい。プリッとした歯ごたえがたまりません。続いて平皿にたっぷり盛られた生ウニが登場。きれいな深い黄色。磯の香りがします。では早速スプーンで豪快に。。島民「生ウニは生ワカメに包んで食べるのが島流」。では、生ワカメにスプーンでたっぷり生ウニを包みガブリっ。ウニとワカメが一緒になることで甘味がいっぱいに広がり、口の中が濃厚な海の味で満たされます。磯の余韻が心地よく、なんと贅沢な食し方でしょう。海女文化が生んだ、島ならではの一皿。毎年6月が待ち遠しくなってしまいます。
豪快に生で!6月だけのお楽しみ |
島ワカメに包んで食べるのが島流 |
トドゥ海女の家
도두 해녀의집
◎電話:064-743-4989
◎休業日:
◎営業時間:10:00 - 21:00
◎住所:済州特別自治道 済州市 通頭1洞 2587-4
제주특별자치도 제주시 도두1동 2587-4